なぜ Android アプリを作ったのか
12月連続記事企画、今日は10日ですが記事は8個目です。慌てずにいきましょう。
2日目の記事にも書いたとおり、私は初めての Web 表示器を Android で作りました。そして、Web 表示器なのに専用アプリも開発しました。
今日は「なぜアプリを作ったのか」というところを書いてみたいと思います。
ページを表示できません
昨日までの記事に書いたような JavaScript によるエラー処理は、ページが正しく取得できた場合にしか動きません。そもそもページを表示できなかった時は…
- サーバーが見つかりません
- サーバーに接続できません
- ページが見つかりません
- Internal Server Error
ページを表示できなかった時は、エラー画面が表示されます、そして、リロードするまで何も起きません。
エラーからの回復
夜中にエラーで呼び出されないためにも、障害や故障への対応はしっかりしておきたいところです。「リロードすればいい」と言う人もいますが、ユーザーを助けるための表示器がユーザーの手を煩わせてしまうというのは本末転倒です。
障害が発生したら適切に動作を停止し、障害がなくなったら自動的に動作を再開する。工場で実際に使える表示器を作る上では最低限の要件です。この要件をクリアするために、Android ではアプリを作る必要がありました。
表示器アプリの機能
Android 版の Web 表示器アプリには、以下のような機能を実装していました。
- 通信エラー発生時に独自のエラー画面を表示
- 通信エラー状態から自動的に回復
- 電源を入れたら自動的に起動
- ロック状態でも画面を表示
- 表示器アプリを常に最前面に表示
- 滑らかにページを切り替え など
次の記事では、Android アプリで通信エラーを処理する方法について書いてみたいと思います。
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