前提条件

このページでは、Raspbian for FA のセットアップを進める上で必要となる最低限の手順を説明しています。Raspbian for FA では、以下のような手順でファイルシステムの変換 (ext4 -> btrfs) を実現しています。

  1. ext4 の上で必要な設定を済ませておく
  2. 別の作業環境を用意して、ext4 -> btrfs 変換を実行する
  3. btrfs で起動する

一つの環境だけでもファイルシステムの変換は可能ですが、作業が繁雑な上に制約も多くなるため、Raspbian for FA のセットアップ方法としては推奨していません。

作業環境を用意する

Raspberry Pi のファイルシステムを変換するためには、動作環境とは別にもう一つ作業環境を用意する必要があります。

Raspberry Pi を作業環境にする場合は、以下の手順に従ってください。

  1. Raspbian をセットアップする
  2. Btrfs 関連プログラムをインストールする
    $ sudo apt install btrfs-tools
  3. ファイルシステム変換対象の microSD カードを読み書きするリーダーライターを用意する

ファイルシステム変換手順

  1. 作業環境を起動する
  2. (必要があれば) btrfs モジュールをロードする
    $ sudo modprobe btrfs
  3. 変換対象の microSD を作業環境に接続する
    ※ ここでは /dev/sda として認識されたものとして説明します。
    ※ /dev/sda1 (vfat) と /dev/sda2 (ext4) が認識されるはずです。
  4. 変換対象の microSD がマウントされてしまった場合はマウント解除する
    $ sudo umount /dev/sda1 # vfat (/boot)
    $ sudo umount /dev/sda2 # ext4 (/)
  5. btrfs への変換を実行する
    $ sudo btrfs-convert /dev/sda2
  6. 変換対象の micsoSD を取り外す
    $ sync # 念のため sync しておく