車載タブレットは小さめに

スマホやタブレットが普及して、タブレットを車載してみようと考えている人も増えてきていると思います。

私が本格的にタブレットの車載を始めたのは2012年のことです。iPad か Nexus 7 を車載しようと思って、それぞれ試してみました。

タブレットの固定方法

タブレットを車載する場合、最初の難関はその固定方法です。私は今までのところ、HOH CORPORATION の 汎用型タブレットPCカーマウントシステムで上手く固定できています。車は日産ノート E12 です。

何種類かのホルダーを試したのですが、私の環境ではこれが一番上手く固定できました。

固定する場所の条件

今のところ、市販の自動車はタブレットを車載するようには作られていません。そのため、タブレットを固定する場所を決めるにあたっては注意が必要です。

「運転操作を妨げないこと」「運転中に視界の妨げとならないこと」は誰でも気が付くところかなと思います。「エアバッグが開いても大丈夫な場所に設置すること」という条件は忘れている人が時々いるので、気をつけて欲しいところです。

私の場合はさらに「カーオーディオが操作できること」「エアコンの吹き出し口に近すぎないこと」などを考慮した結果、冒頭の写真の位置に落ち着きました。

走行中の振動

タブレットはそれなりに重いので、丈夫なホルダーを使っても完璧に固定することはできません。私の環境では、iPad (9.7インチ 662g) を車載した場合にはどう頑張っても、走行中にはガタガタと揺れてしまって使い物になりませんでした。

ところが、同じ固定方法で Nexus 7 (7インチ 347g) にするとどうでしょう。Nexus 7 は走行中に大きく揺れることもなく、地図をスクロールするくらいの操作は簡単にできるのです。

走行中の振動については車によって条件が違うため一概には言えませんが、軽い端末のほうが有利なのは間違いありません。

車載タブレットは小さめに

固定場所や走行中の振動を考慮すると、車載タブレットには小さめの機種がオススメです。

小型車では7インチ〜8インチのタブレットが使いやすかったです。大型車の場合にはもう少し大きくてもいいのかもしれませんが、迷ったときには少し小さめのタブレットを、同じ大きさであれば重さの軽いタブレットを選んでみてください。

この記事の投稿者

崎 洋佑
崎 洋佑プログラマーもどき
さきラボの代表取締役。自称プログラマーもどき。
開発でよく使う言語は日本語。
IT技術よりも人が好きな、天然物のエンジニアです。
まずは作ってみる